”守りを固めて攻めに転ずる”。どうも、yamatoです。
皆さんは、自分の資産状況をしっかりと把握できていますか?
把握できない理由は、目的別に口座を分けていないからかもしれません。
目的が違えば、手段が変わります。
今回の記事では、守りの口座と攻めの口座について語っていきます。
ぜひ、資産形成の参考にしてみてください。
守りの口座と攻めの口座
まず、守りと攻めの口座を分けて作ります。
守りの口座は、生活資金や突発的な出費に対して防衛を目的としています。
一般的なのは、銀行口座です。
攻めの口座は、上記の口座分を除いて、残ったお金に働いてもうことを目的としています。
一般的なのは、証券口座です。
資産形成できない人は、この守りと攻めの口座を一緒にしているのが原因です。
目的の違う口座を一緒にしていては、お金を管理する上でとても不便です。
仕事とプライベートのお金を一緒にしないのと同じで、別々に管理した方が後から確認しやすくなります。
したがって、目的別に口座を分けるのは、お金の流れを把握するためにも重要な事なのです。
目的別に口座を分けるメリット
ここからは、目的別に口座を分けるメリットを解説していきます。
お金の流れが把握しやすい
口座ごとに取引状況や資産状況を確認できるので、お金の流れが把握しやすくなります。
家計管理している方なら理解してくれると思いますが、家計簿をつける際は項目ごとに分けて入力しています。
家賃・水道光熱費・食費といった具合に、どこにどれだけ使用したか分けて記録していると思います。
項目ごとに記録することで、後から確認・分析しやすくなり、今後の指針を決める資料になります。
したがって、目的別に口座を分けることは、資産形成をする上でとても重要なことなのです。
関連記事:【収支のバランス】実家暮らしでも家計簿をつけるべき本当の理由
精神的にストッパーが掛かる
口座を分けることで、お金の使いすぎを抑えることができます。
なぜなら、物理的に口座が分かれているので、お金を使う場合は引き落としや振り替えをしなければなりません。
その取引の手間があるため、精神的に考えてめんどくさくなり、結果的にお金に使いすぎを防ぐことができます。
具体的な運用方法
ここからは、具体的な運用方法について詳しく説明します。
①生活防衛資金として、半年分の生活資金を貯める。
所説ありますが、まず生活防衛資金として、半年分の生活資金を貯めます。
この生活防衛資金は、銀行口座に預けておきます。
半年分の理由は、失業保険が関係しています。
雇用保険加入者なら、会社を辞めた場合は失業保険を申請します。
失業保険を受け取るのに、だいたい2~3か月ほど掛かります。
そのため、その期間は収入が無くなってしまい、また働けたとしてもすぐには貰えない事を考えると、半年分の生活資金が必要となります。
これは、雇用されている方の話なので、個人事業主の方はもう少し必要となります。1年分の生活資金があれば十分でしょう。
➁生活防衛資金を除いた分、全てを資産運用に回す。
生活防衛資金が貯めた後は、それ以外のお金を証券口座に入れて資産運用します。
半年分の貯金があれば、余程のことが限りは生活する上で支障はありません。
そして、残ったお金には働いてもらうため、証券口座に移して株や債券などの資産運用をします。
銀行口座に預けているだけでは、今の世の中ではあまり増えることはありません。
株や債券など、比較的リスクがあることに投資することで、資産を増やします。
関連記事:【初心者向け】株を始める前に持っておくべき5つの心構え、【投資手法】「長期・積立・分散」黄金のトライアングル
筆者の主な口座
ここでは、私が使用している口座を紹介します。
下記以外にも持っていますが、主に利用しているものになります。
楽天銀行(決済用)
日頃の買い物や普段使いとして、デビットカードのある楽天銀行を選んでいます。
デビットカードの魅力は、即時支払いにあります。
銀行口座と連携しており、カードでありながら現金感覚で使用できる点が気に入っています。
他にもデビットカードはありますが、ポイント還元率が1%あるので、クレジットカードと遜色のない点も良いです。
関連記事:【キャッシュレス】現金のようなデビットカードの魅力
SBI証券(投資用)
特に気にせず、ネットのランキングを見て選びました。
スマホアプリの使い勝手は良いので、あえて変える理由も見当たらないため、今後も使い続けると思います。
証券口座も複数持つことができるので、手数料やサービスを見極めて利用すれば良いと思います。
目的別口座のポイント
最後に、口座を分ける際の気をつけるべきポイントになります。
口座は多くても3つまで
目的別に口座を分けると言っても、複数持ちすぎると管理しずらくなります。
【決済用】【貯蓄用】【投資用】として、多くても3つぐらいにしましょう。
せっかく目的別に口座を分けても、管理できなくては本末転倒です。
なので、あまり利用していない口座は解約したほうが良いです。
1000万までは保証される
銀行には「預金保険法」として、1金融機関につき預金者1人あたり元本1000万円まで保証されています。
銀行も絶対に倒産しないとも言えないので、1つの銀行に1000万円以上預けている場合には、別の銀行へ預けた方はリスクを減らすことができます。
ただ、外貨預金などは対象外となるので、注意が必要です。
口座を作るならネット銀行
口座を開設するなら、ネット銀行がおすすめです。
ネット銀行のメリットは、店舗を持たないため普通の銀行より手数料が安い傾向があります。
また、ネットを通して口座開設やサービスを受けられるので、とても便利です。
自分でしっかりと管理していれば、セキュリティ面も問題ありません。
最後に
この記事をまとめると、
サッカーにディフェンスとオフェンスがあるように、口座にもディフェンスとオフェンスが必要になります。
まずは、日頃の生活のための守りを固め、そこから積極的な攻めに転じても遅くはありません。
生活基盤を整えることで、心と体に余裕が生まれ、明るい未来へとつながるのだと思います。
口座をうまく利用することも、資産形成の1つです。
読者の方へ質問
最後まで読んで頂きありがとうございます。
今回の質問は、
「ここが他とは違う」と思う、変わった口座をお持ちの方はいませんか?
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