備えあれば憂いなし。どうもyamatoです。
皆さんは、将来の生活に向けて何かしている事はあるでしょうか?それが健康の事だったり、お金の事だったり。
私は、お金の不安を減らすため、資産形成の一つとして株運用しています。
今回は、株取引を始める前に持っておいてほしい心構えを紹介したいと思います。
- 株に興味がある方へ
- これから株取引をする方へ
株を始める前の5つの心構え
- 目的を明確にする
- 余剰資金で運用する
- 元本割れのリスクがある
- 全て自己責任にて行う
- 投機と投資の違いを理解する
目的を明確にする
株を始める目的は、お金を増やすことだと思います。
それに加えて、「増やしたお金で何を実現させたいのか」を考えるのも重要です。
お金はあればあるだけ越したことはないですが、その先の「目標」を持つべきです。
お金は、豊かな生活のためには必要不可欠なモノです。しかし、あくまで道具または手段の一つに過ぎません。
お金を増やした先の目標を持つことで、モチベーションの向上につながり、長続きすることが出来るでしょう。
私は、配当金生活を夢見ています。⇒「ブログの方針」
余剰資金で運用する
余剰資金とは、今すぐに使う予定の無いお金となります。
皆さんは、1か月の生活にいくら必要か把握しているでしょうか?
分からないと言う人は、まず自分の収支を把握するところから始めましょう。
↓家計簿をつけることをおすすめします。
株を始める以前に、自分の生活基盤がしっかりと築けていなければいけません。
生活が行き詰ってしまったら、本末転倒です。全財産を株に突っ込むことは「絶対にダメ」です。
元本割れのリスクがある
株には、銀行などと違い元本保証がありません。
これは100万円分株を買った場合、100万円より低くなる可能性があると言うことです。しかしながら、それとは逆に100万円より高くなる可能性もあります。
「リスクがある分、リターンがある」と言うわけです。
前述していますが、株取引を行う際は余剰資金で運用すべきだと解説しました。これは、リスク(全財産を失う)をなるべく減らしてリターンを得るためです。
ただ、元割れのリスクがあると過敏に反応するのでなく、リスクとリターンは比例関係にあると認識しておいて下さい。正しい認識の下、リスク管理を徹底することで見合ったリターンを得ましょう。
全て自己責任の元に行う
株取引をはじめる上で、最も重要なのが「全て自己責任である」ことです。
株で損失が出たとしても、誰も肩代わりはしてくれません。
当たり前の話ですが、自分のお金である以上、自分の裁量で物事を判断すべきです。
間違っても「おすすめ優良銘柄」や「今話題の株」など、他人の考えの元に株取引して損失が出たとしても、最終的に判断したので自分である事は忘れないで下さい。
他人の意見に耳を傾けるのは良いことです。ただ、鵜呑みにするのは危険です。
よく言われることですが、「自分が理解できないモノには投資しない」や「理解できないなら自分で調べる」ことを推奨します。
投機と投資の違いを理解する
簡単に説明すると、投機は短期運用でハイリスクハイリターン、投資は中長期運用でローリスクローリターン。
株と聞くと、「全財産を株で無くした」や「株で一発逆転を狙う」といった、悪いイメージを持たれているでしょう。
これは、先に述べた投機と投資の運用方法の違いが大きく影響しています。
一般的に危険だと言われてるのは、投機である場合が多いです。
投機とは、その時の機会に投じるという意味合いが強く、ギャンブル性がとても高いものとなります。宝くじやパチンコ、競馬などがギャンブルとして有名でしょう。
対照的に投資とは、将来を見据えて長い期間投じる意味合いが強く、コツコツと積み重ねていく感じです。
RPGで言うと、ひたすら雑魚狩りをして経験を稼いでいくスタイルになります。遅いけれど、着実にレベルアップをしていきます。
株をする際は、「投資」目線での運用を心掛けましょう。
今後のアクション
ここまでで、5つの心構えについて紹介をしてきました。
心構えができたのなら、忘れないうちに次のステップに移行しましょう。
- 株について勉強する
- 口座を開設する
- 小額から投資する
株について勉強する
「人生は一生勉強」といわれる事もあるくらい、何事も勉強は重要です。
株の勉強を始めると、経済についても興味が湧いてきます。株と経済はとても深い関係があります。
経済とは自分の身の回りの出来事です。生活する上で知っておいて損はありません。
勉強するにあたって、今はネットでも動画でも色々と教材は溢れています。やる気があれば、誰でも勉強できる良い時代です。
時代に取り残されないよう、勤勉でありましょう。私は、「両学長」さんの動画を見て勉強しています。
口座を開設する
実際に取引はしないまでも、口座は開設しておいて特にデメリットはありません。
開設するにあたり、口座維持費等が掛からない証券会社を選べば問題ありません。
口座開設にもある程度の時間は掛かるので、株取引を始めたいけどまだ開設されていない状況にならないよう、今の内に開設しておきましょう。
また、証券会社は複数持っていても大丈夫です。私は、メイン「SBI証券」サブ「楽天証券」の2つを持っています。
小額から投資する
口座をすでに持っている人は、小額でも良いので実際に運用してみるのをおすすめします。
投資には複利の考えがあるので、始めるのが早ければ早いほど有利になります。それが1,000円でも10,000円でも同様です。
複利とは、運用で得た利益や利息を再び投資することです。
実際に楽天証券の「積立簡単シミュレーション」を用いて計算すると、
毎月積立額:1,000円
積立期間:1年、5年、10年
リターン:4%
1年後最終積立額:12,222円(元本:12,000円 + 利益:222円)
5年後最終積立額:66,299円(元本:60,000円 + 利益:6,299円)
10年後最終積立額:147,250円(元本:120,000円 + 利益:27,250円)
上記の通り、積立期間が長ければ長いほど、最終積立額(元金+利益)は大きくなっていきます。
毎月の積立額が多いに越したことはありませんが、小額だとしても複利と長期運用のチカラは偉大なのです。
最後に
この記事をまとめると
【株を始める前の5つの心構え】
- 目的を明確にする(目標を立てよう!)
- 余剰資金で運用する(まずはお小遣い程度に!)
- 元本割れのリスクがある(リスクとリターンの関係を知ろう!)
- 全て自己責任にて行う(リスク管理をしっかりと!)
- 投機と投資の違いを理解する(長期運用を基本に!)
株を始めることは、経済に目を向けると言うことです。
生活している以上、経済の影響をモロに受けてしまいます。それが良い意味でも悪い意味でも。
消費税や社会保険料の増税など、今後はさらに個人に厳しい世の中になってしまします。
経済と言う大きな枠組みの中で、その恩恵を受ける一つの手段として株運用をしてみても良いと思います。
ただし、しっかりと勉強をして正しい認識の元でです。
それでは、「勤勉でしたたかな羊であれ!」
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