花を育てるように株も育てる。どうもyamatoです。
皆さんは投資の手法として、「長期・積立・分散」を聞いた事があるでしょうか?
初心者・熟練者問わず、投資をする上で基本となる考え方になります。特に初心者にまず知っておいてほしい!
この記事では、投資手法の基本として「長期・積立・分散」の考え方を説明したいと思います。
- これから株投資を始める方へ
- 株のリスクをなるべく減らしたい方へ
【基本中の基本】「長期・積立・分散」投資とは
冒頭でもお伝えしましたが、株投資を始める際の投資手法として、初心者は特に心に刻んで下さい。
「長期」×「積立」×「分散」=「最良の投資手法」
長期投資とは
長期投資のメリットは、「複利」のチカラが挙げられます。
複利とは、元本にプラスして運用益(利子や配当金)を再投資する方法です。
以下、金融庁サイト「資産運用シミュレーション」の結果です。
※将来の運用成果を予測するもので、保証するものではありません
例)毎月積立額:1,000円 / 年率:4% / 積立期間:30年
運用期間が長ければ長くなるほど、元本に対しての運用益(黄色グラフ)が増加している事が分かると思います。
これが、「複利」のチカラです。
私の考えとしては、最低でも10~15年以上の長期運用(長期保有)をおすすめします。
積立投資とは
積立投資のメリットは、「小額からでも始められる」「買うタイミングを分散できる」「株価をあまり気にしなくて良い」です。
定額投資手法(ドルコスト平均法)と呼ばれたりします。
毎月一定額を投資すると言うのは、株価が上がっている時は買う株数が少なく、株価が下がっている時は買う株数が多いという事です。
平均法という名の通り、株取得単価が平均値にどんどん近づいていきます。
株価が低い時に、多く買った方がより利益を上げることは出来ます。しかしながら、株価の推移は誰であろうと完璧に読むことは出来ません。初心者であるなら尚更です。
毎月一定額を投資することは、リスクの分散(高値で多く買ってしまう)につながります。
分散投資とは
分散投資のメリットは、その名の通り「リスクの分散」にあります。
前項の積立投資による「時期によるリスク分散」の他に、「業種や国によるリスク分散」があります。
投資先と一口にいっても色々とあります。
- 地域別だと「国内」「海外」など。
- 資産別だと「債権」「株式」「不動産」など。
- 業種別だと「建設業」「食料品」「医療品」「情報・通信」など。
どの地域・資産・業種であっても、好況や不況があります。全体的に不況だったり、一部だけ好況だったりする場面があります。
投資の格言として、「卵は一つのカゴに盛るな」というものがあります。
卵を一つのカゴ(1つの投資先)に盛ると、そのカゴを落とした(不況になったら)場合、全部の卵が割れてしまう(大きな損失を生む)。複数のカゴ(複数の投資先)に盛っておけば、その内の一つがダメになっても他のカゴ(他の投資先)に影響はない。
特定の投資先に集中するのではなく、複数に分けておき「リスク分散」をさせた方が良いという話です。
投資先について
投資手法について理解できたら、実際にどこにどれだけ「長期・積立・分散」すれば良いのか?と迷うと思います。
私個人の意見として、初心者におすすめなのが以下になります。
- 積立nisa
積立nisa
名前だけ聞いたことがあるかも知れませんが、初心者にこそ活用してほしい制度になります。
詳細はまた別の記事で書こうと思っていますが、簡単に説明すると「長期・積立・分散」ができ、尚且つ非課税であるです。
他にも、「一般nisa」や「iDeCo」がありますが、私は「積立nisa」が一番始めやすいと思います。
筆者の理想ポートフォリオ
私が、理想としているポートフォリオは以下になります。
※あくまで筆者の理想であり、各個人に推奨するモノではありません
日本株:600万円(生活防衛資金)
海外株:3000万円(積極運用資金)
【日本株比率】※個別株で運用
だいたい6ヶ月分の現金を保有して、残りを日本株に投資
【海外株比率】※ETFで運用
高配当株 :65%
債権 :20%
グロース株 :10%
コモディティ:5%
※2021年03月現在
日本株については、株主優待メインで考えています。日頃から利用している株を選んでいます。
残りの多くの資金を海外株(主にアメリカ)にしている理由は、世界流通通貨として【$】が主流で且つ、世界経済の中心もまた【アメリカ】だと思うからです。
配当金生活を夢見ているので、基本は高配当株をメインで運用していく予定です。
最後に
この記事をまとめると
- 投資の基本は、「長期・積立・分散」
- 長期投資で「複利」
- 積立投資で「ドルコスト平均法」
- 分散投資で「リスク分散」
- 初心者には「積み立てnisa」がおすすめ!
「これが正解」というモノがない株投資ですが、なるべくリスクを低くする方法はあります。
「長期・積立・分散」は、その方法の基礎になります。
基礎をおさえてから、自分なりのポートフォリオや投資の考え方を見つけ出していけば良いと思います。
読者の方へ質問
最後まで読んで頂きありがとうございます。今回の質問は、
皆さんが思う、「長期・積立・分散」の期間や割合はどのくらいでしょうか?
私は、
(長期)10~15年
(積立)毎月給料から生活費を引いた全額
(分散)一つの投資先には、資産の20%を超えない程度
コメント