”ちょっとうれしいを積み重ねる”。どうも、yamatoです。
今回の記事では、日本の株主優待について解説していきます。
海外では珍しい”株主優待制度”。
配当金とは違い、優待内容を自分で選べる楽しみがあります。
ぜひ、株主優待を活用して頂き、よき優待ライフを!!
株主優待とは?
企業から株主へ割引券や優待券、オリジナルグッズなど、その企業の関連商品を貰える制度となります。
全ての企業が行っているわけではありませんが、株主優待に力を入れているところもあります。
単元株(100株)以上が対象となる場合が多いです。
単元株とは?→参考:日本取引所グループ「売買単位の統一」
カタログギフトやクオカードは人気の高い株主優待となります。
株主優待のメリット・デメリット
では、簡単に株主優待のメリット・デメリットを解説します。
〇配当金と合わせて株主優待で利回りアップ
×株主優待の改悪や廃止がある ×海外投資家や株保有数が増えるほど恩恵が少ない
〇配当金と合わせて株主優待で利回りアップ
単純な話ですが、配当金とは別に株主優待が貰えるので利回りがアップします。
優待金額を株購入金額で割ることで導きだせます。
優待利回り(%)= 株主優待の価値(金額換算) ÷ 株購入金額 × 100
ただ、株主優待があるために配当金が抑えめな場合もあるので、配当金と株主優待のどちらを重視するのかよく考えましょう。
×株主優待の改悪や廃止がある
配当や株主優待はあくまでも企業側の取り組みであり、必ずしも実施する必要ありません。
そのため、株主優待の改悪や廃止の可能性が少なからずあります。
昨今、話題となっていますが、優待ランキング上位である”オリックス”や”JT”が廃止を発表しています。
>>>参考:yahooニュース「JTに続いてオリックスも株主優待廃止の衝撃 今までの他企業の優待廃止とはワケが違う」
ただ、改悪や廃止があるのとは逆に、改良や株主優待導入・復活があることも考えると、気長に待つことが肝要です。
×海外投資家や株保有数が増えるほど恩恵が少ない
株主優待の発送は日本国内に限定されているので、海外投資家からしたら恩恵がありません。
また、株保有数が増えるほど恩恵(利回り)が少なくなります。
※一部企業では、保有数(100株・500株・1000株など)に応じで優待のグレードが上がるものもあります。
上記のことを考えると、株主優待は日本国内に住んでいる方や投入資金の少ない方向けの支援だとも言えます。
株主優待の確認・検索方法(SBI証券編)
まずは、「SBI証券」にログインしましょう。
>>>SBI証券公式サイト
次に少し下へスクロールして、「銘柄をさがす」から「株主優待」をクリックします。
そしたら、「優待内容」や「優待権利確定月」、「優待獲得に必要な金額」など、自分に合った条件を選択しましょう。
各個別銘柄画面の「株主優待」のタブを開くことで、詳細な情報を確認できます。
株主優待獲得時の注意点
最後に、株主優待獲得に関しての注意事項となります。
☑権利付最終日 ☑優待獲得株数/継続保有年数
権利付最終日
株主優待を獲得には、「権利付最終日」に株を保有している必要あります。
実際は、「権利確定日」の2日前にあたる「権利付最終日」までに株を保有していることが条件です。
SBI証券の場合だと、下記のように権利付最終日として記載されています。
優待獲得株数/継続保有年数
企業毎に、「優待獲得株数」や「継続保有年数」があります。
最低限保有していなければいけない株数と年数になります。
継続保有年数が無い場合もあります。⇚権利付最終日に優待獲得数を持っていればOK
最後に
今回の記事をまとめると、
知っていればお得となり得る”株主優待”。
世の中には、株主優待だけで生活をする猛者がいる様です。
「知識・資金・忍耐」が必要な株主優待ですが、一度でもその恩恵を味わってしまうと抜け出せなくなる魅力がそこにあります。
「企業・株主・従業員」誰もが、win-win-winな関係が続けばと願うばかりです。
では、また別の記事でお会いしましょう。
読者の方へ質問
最後まで読んで頂きありがとうございます。
今回の質問は、
株主優待で欲しいものと言えば?私は、独自商品の詰め合わせがワクワク感があり良き。
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